小樽市ボランティア・市民活動センター

HOME > 小樽市ボランティア・市民活動センター > 新着情報

〜災害 Q&A 23〜

○第1章 震災の経験  
7. 避難所生活

Q23.避難所生活でどのようなことがつらかったですか?

A.水道が止まり、飲み水や手洗いの水がありませんでした。水洗トイレはもちろん流せず、困りました。

 学校などは床がコンクリートでできているため、配給された毛布だけでは体が冷え、体調を崩す人が続出しました。乳児のオムツ、ミルクがなくて困りましたが、大人用のオムツがなかったことも大変でした。狭い中に大勢の人がいて手足を伸ばして横にもなれず、着のみ着のままで我慢の日々が続きました。

 また避難した場所と遺体安置所が一緒だった避難所もありました。救援の手が届きにくかった避難所では相当の距離を両手にバケツを持って水を運んだり、弁当をもらいに行ったりしました。

《体験》
 「避難所で5歳の子供がちょっとした音にもおびえ、寝るときも私にしがみついたままでした。親の気を引こうとしてか、すっかり治っていた指しゃぶりをはじめたり、配給のお弁当もあまり食べす、すぐお腹をこわしたりしました。」

spacer