小樽市ボランティア・市民活動センター

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〜災害Q&A 42〜

○第2章 市民のきずな  
10. 心のケア

Q42.子どもたちへはどのようなケアが行われましたか?

A.学校では「教育復興担当教員」(現「震災に係る心のケア担当教員」)を配置したり、小学校巡回コンサートなど様々なイベントを通じて、子どもたちを元気づけたりしました。
1999年1月に日本で初めて遺児の心のケアをする場として建設された「神戸レインボーハウス」などに通い、心を癒し続けている子どもたちもいます。

 また、子どもたちは、それぞれの体験を共有し合い、日常生活の中でふれあいを通じ、恐怖や悲しみを乗り越え成長していきました。しかし心のケアを必要としている子どもたちはまだまだいます。


《体験》
 「震災直後は、すぐしなければならないことがたくさんあるから緊張しているが、半年、1年たつと、不満や『なぜ私だけがこんな目に・・・』という取り残された思いがあった。」

 「当時小学生の女児は、今は大学生になりましたが、らせん階段や非常階段からいまだに下りられません。」

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