小樽市ボランティア・市民活動センター

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〜災害Q&A53〜

○第2章

13.ボランティア

Q53.被災地ではどのようなボランティア活動がありますか?

A.炊き出しなどの生活支援、救援物資の仕分けや配布など、避難所の運営支援などがあります。散髪や入浴介助も喜ばれました。要望が多かったのは、倒壊家屋からの家財道具の引き出しです。また、情報が錯綜し不足しがちな被災地では、地域での情報収集、広報活動、ボランティアのニーズの掘り起こしなども重要な仕事です。

 被災者の健康管理や元気づける心のケアも大切です。高齢者の話し相手、子どもの遊び相手、マッサージ、一芸(手品、歌、似顔絵描きなど)など、誰にでもできることはたくさんあります。

要援護者をサポートするために、外国語や手話通訳、ヘルパーや介護士の技能を持った人は欠かせません。

現地に出かけて活動するだけではなく、全国各地での義援金や救援物資の送付なども、ボランティア活動の1つです。

〜体験〜
『やることはいっぱいあった。被災者支援の基地内の建物の建設、救援物資の保管と仕分けと被災者への配布、炊き出しなど。ことに基地内の建物はすべてボランティアの手で建てられた。こうした私のボランティア活動は秋頃まで続いた。その後、外国人のための情報提供手段として立ち上がったラジオ局を手伝うことになった。さらに、震災後急激に増えたホームレスの自立を支援する活動に重点を置くことになった。』

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