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小地域ネットワーク活動とは、町内会のようなご近所同士の小さな単位で地域住民の参加と協力により、援護が必要な方々の生活を見守り、支え合っていく助け合い活動です。この活動は、誰でも気軽に参加できる茶話会の開催、定期的に要援護者のご自宅を訪問するなどといった見守り活動をとおして、ご近所同士のつながりを作り、地域の中に隠れている困りごとを見つけだし、「個人の困りごと」を「地域の困りごと」として捉え、誰もが住みやすい地域社会を築くことを目的としています。
現在、市内各地でサロン活動や定期的な見守り訪問が行われており、小樽市社会福祉協議会では、活動を支援するためさまざまなお手伝いをしています。
小樽市社会福祉協議会では、市内の団体に対し小地域ネットワーク活動に対して費用の助成を行っています。
助成対象は、小樽市内で小地域ネットワーク活動を行っている、または始めようとしているグループや自治会です。
<助成することができる事業>
- 高齢者世帯、障がい者世帯等への計画的・定期的な見守り活動や支援
- 団体の小地域での概ね月1回以上の交流事業
- 小地域ネットワーク活動に携わる上で必要な知識や能力向上のための研修会等の開催
<助成の対象となる経費の一例>
- 地域の方へ活動を案内するチラシ等の印刷費
- 見守り活動中に着用するゼッケンや、交流事業で使用する備品等
<助成の対象とならない経費の一例>
- 飲食に係る費用
- 保険料
- 慰安旅行に係る費用
助成については、3月〜4月に一次受け付けを行い、その後 は予算内で通年受け付けています。
詳細については、地域福祉係までお問い合わせください。
- 蘭島ふれあいネットワーク(定期的な見守り活動)
15名の会員の方が、週に1回、本会が実施している給食サービス事業をとおして、町内の高齢者宅へお弁当を配達する定期的な見守り活動を15年以上続けている。また、毎年、高齢の方、障がいのある方に対してニーズ調査を実施したり、交流会の開催等をとおして地域の中での支え合いの輪を築き上げている。
- 三世代交流ひろば お茶の間たけうちさんち(コミュニティカフェ)
ご近所の方が気軽にひと休みできる場として解放した建物の中で、講習会や展示会、イベント等を開催し、賑わいをみせている。障がい者施設の利用者さんを運営の手伝いに迎えるなど、施設を地域の方に知っていただき、多世代の方が分け隔て無く交流する場にしたいという考えから、多岐にわたる活動に取り組んでいる。
- 豊川町会 とよかわ喫茶なごみ(サロン活動)
月に一度、豊川会館を会場にサロン活動を行っている。お茶を飲みながらおしゃべりを楽しむことはもちろん、演奏会や舞踊等、ボランティアの協力のもと、会を盛り上げている。また、全員参加で盛り上がるゲームも企画している。
小樽市社会福祉協議会 地域福祉係
小樽市富岡1-5-10 小樽市総合福祉センター4F
TEL:0134-23-7847 FAX:0134-32-5641